この記事のまとめ

  • Museは、Meta社の「パーソナルAIエージェント」。答えるだけでなく、メール送信・予約・フォーム入力などを代わりに進めてくれる
  • 日本では2026年10月23日に提供開始。iPhone・Androidのアプリと、Web版(muse.ai)で使える。18歳以上が対象
  • 基本は無料。有料プランは「パワー」月20ドル(週5億トークン)と「マキシマム」月100ドル(週30億トークン)。日本の円価格は報道で月2,799円と13,990円
  • 招待コードを登録から48時間以内に入れると、2人とも10億Museトークンがもらえる
  • 代わりに動くAIなので、つなぐサービスの絞り込み、承認前の確認、「招待コード」を使った詐欺への注意が大事

すぐ使いたい人へ:このサイトの招待コード

登録から48時間以内に[設定]で入力すると、あなたと僕の両方に10億Museトークンが入ります。
Museに登録する(muse.ai/join)/条件と入力のしかた/使う前の注意点

この記事は、2026年10月24日にMetaの公式発表(ニュースルーム)、Metaヘルプセンター、Museのコネクター開発者向けページ、Muse公式のXで確認した内容をもとにしています。公式で確認できなかった部分は「報道による」「未確認」と分けて書いています。始まったばかりのサービスなので、画面や条件は変わることがあります。

2026年10月23日、Metaの「Muse(ミューズ)」が日本で使えるようになりました。Xでは「招待コードで10億トークン」という投稿があふれていますが、「そもそも何ができるの?」「安全なの?」「お金はかかるの?」がまとまった情報は、まだ多くありません。

この記事では、Metaの公式情報を一つずつ確認しながら、Museを始める前に知っておきたいことを1本にまとめました。登録のしかた、料金とトークン、つなげるサービス、安全の仕組み、最初にやっておきたい設定、注意点まで、AI初心者の会社員の目線で書いています。なお、僕はMuseに登録した段階で、まだ使い込めていません。使ってみたことは、この記事に追記していきます。

1. Museとは?ひとことで言うと

Museは、「頼んだ用事を、最後まで自分で進めてくれるAI」です。こういうAIを「AIエージェント」と呼びます。

ChatGPTやClaudeのようなチャットAIは、基本的には「答え」を返すものです。旅行の相談をすれば、おすすめのプランを教えてくれます。でも、ホテルの予約や確認メールの送信は、自分でやる必要があります。Museは、その「最後の作業」まで代わりにやってくれるのが大きな違いです。

ふつうのチャットAIMuse(AIエージェント)
旅行の相談おすすめのプランを教えてくれるプランを考えて、予約まで進める(購入の前に確認がある)
メール文面を考えてくれる文面を考えて、送信までする(送信の前に確認がある)
Webサイトの手続き手順を教えてくれるブラウザを操作して、フォームに入力してくれる
時間のかかる作業画面を開いている間に答えるアプリを閉じても続け、必要なときに通知してくれる
記憶サービスによる大事なことを覚えて、次の提案や行動に生かす

中で動いているのは、Metaの「Muse Spark」というAIモデルです。Metaは「これまでで最も高性能なモデル」と説明しています。公式発表で紹介されている使いみちの例には、「車をより高く売る工夫」「毎月の請求額の見直し」「生活の変化に合わせたトレーニングプランの調整」などがあります。

出典:Muse登場(Meta公式、2026年9月)/日本で提供開始(Meta公式、2026年10月23日)

2. これまでの流れ(9月の発表から日本上陸まで)

日付(米国時間)できごと
2026年9月8日Museを発表。米国でiOS・Android・muse.aiから提供開始
2026年9月16日招待(紹介)キャンペーン開始。招待した人・された人に10億トークンずつ
2026年9月23日Meta Connect 2026で、AIグラス対応、コネクターの追加、Muse専用メールアドレス、話しかけるための小型端末「Muse Charm」などを発表
2026年9月29日お店や個人事業向けの「Muse for Small Business」を発表
2026年10月23日(日本時間)日本で提供開始。北米以外では初めて

発表から日本上陸まで、わずか1か月半ほどです。そのぶん、機能や条件がこれからも短い間隔で変わっていくと考えておいたほうがよさそうです。

出典:Introducing Muse/The Biggest News From Connect 2026/Muse for Small Business/Muse公式X(いずれも2026年9月)

3. 日本で今できること・まだのこと

米国で発表された機能が、全部そのまま日本で使えるわけではありません。日本向けの公式発表をもとに整理します。

状態内容
日本で使えるアプリ(iOS・Android)とWeb版(muse.ai)/目標からの計画づくり/メール送信・予約・フォーム入力などの代行/アプリを閉じても続く作業と通知/記憶/Gmail・Googleカレンダー・Instagram・Stripe・Shopify・Trip.com・Agoda・Klookとの連携
日本で準備中メルカリ、マネーフォワード ME、チケットぴあとの連携
日本では「別途案内」長い会話をしながら裏で作業を進める高度な音声モード/アバター機能「Muse Realtime Avatar」(英語のみ)/Muse専用のメールアドレス
日本向けの発表に記載なしWhatsAppからの利用、AIグラス対応、Muse for Small Business

出典:Meta公式(日本提供開始、2026年10月23日)

4. はじめ方(必要なものと登録の流れ)

必要なもの

  • 18歳以上(または住んでいる国の成人年齢以上)であること。Metaのヘルプセンターに書かれている条件です
  • スマホ(iPhoneかAndroid)、またはパソコンのブラウザ
  • アカウント:FacebookやInstagramのアカウントでログインするか、新しくアカウントを作る形だと報道されています(日本の画面での表示は未確認)

登録の流れ

  1. App Store・Google Playで公式アプリを入れるか、ブラウザでmuse.aiを開く
  2. ログイン、またはアカウントを作る(新しく作る場合は本人確認・年齢確認がある、と報道されています)
  3. かんたんな初期設定を進める
  4. 登録したら、すぐに[設定]で招待コードを入れる(48時間を過ぎると入れられません。くわしくは次の章)
  5. まずはサービスをつながずに、調べものや計画づくりから試す(理由は安全の章で)

出典:Museサブスクリプションについて(Metaヘルプセンター)。ログイン方法と本人確認はZapierのブログの報道(米国版)による。

5. 10億トークンがもらえる招待コード

Xでよく見かける「10億トークン」は、Museの招待(紹介)キャンペーンのことです。Muse公式のXアカウントは、2026年9月(米国時間9月16日)に次のように発表しています。

  • 友だちを招待して、その人が登録後にあなたのコードを入力すると、2人ともに10億Museトークンが入る
  • 招待できるのは1人20人まで(最大で200億トークン)

アプリから送られる招待の文面には「参加後48時間以内に[設定]で私のコードを利用すると、私たち両方が10億のMuseトークンを獲得できます」と書かれています。つまり、コードを入力できるのは登録してから48時間以内です。

入力のしかた

  1. Museに登録する
  2. 48時間以内に[設定]を開く
  3. 招待コードの入力欄にコードを入れて確定する(入力欄は[設定]の「一般」や「使用量」のあたりにあるようです。画面の名前は変わることがあります)
  4. 使用量の画面で、トークンが増えたことを確かめる

気をつけたいこと

  • 48時間を過ぎると入力できない。コードは登録する前に用意しておく
  • 入力できるコードは1アカウントにつき1つだけ、という説明が多い(公式での確認はできていません)
  • 10億トークンは現金ではなく、Museの中で使える分量。お金に換算した公式の説明はない
  • コードの入力に、パスワード・カード番号・認証コードは必要ない

このサイトの招待コード

まだ招待コードを持っていない人は、よければ下のコードを使ってください。あなたと僕の両方に10億Museトークンが入ります(このコードが使われると、僕にもトークンが入ります)。

招待できる人数には上限(20人)があるため、使えなくなっていることがあります。そのときは、身近な人のコードを使ってください。

出典:Muse公式X(2026年9月)。48時間の条件はアプリの招待文面より。

6. 料金とトークンの仕組み

Museは基本は無料で、決まった量まで使えます。たくさん使いたい人向けに、月額の有料プランが2つあります。

プラン月額(公式・米ドル)日本の月額(報道)使える量
無料0ドル0円上限あり(量は非公開)
パワー(Power)20ドル2,799円毎週5億Museトークン
マキシマム(Maximum)100ドル13,990円毎週30億Museトークン

「Museトークン」とは

Museトークンは、Museがどれだけ作業したかを測る「使った量」の単位です。会話だけでなく、裏で進める作業やブラウザの操作でも使います。ここで面白いのが、招待でもらえる10億トークンは、パワープランの2週間分(週5億×2)にあたるということです。ただ、どんな作業で何トークン使うかの目安は、公式には公開されていません。

有料プランで知っておきたいこと

  • 申し込みはmuse.aiかスマホアプリから
  • 解約しない限り、毎月自動で更新される。請求日は最初に申し込んだ日と同じ日
  • 契約内容の確認、支払い方法の変更、解約はいつでもできる
  • 無料の上限に達したら、回復するのを待つか、有料プランに切り替える

僕のおすすめは、まずは無料+招待の10億トークンで試して、足りないと感じてから有料を考えることです。

出典:Museサブスクリプションについて(Metaヘルプセンター)。円の価格はPC Watch(2026年10月23日)の報道。

7. つなげるサービスと「許可」の仕組み

Museは、ほかのサービスと「コネクター」でつなぐと、できることが増えます。日本向けの発表で挙がっているのは次のサービスです。

種類サービス使いみち
ふだん使いGmail、Googleカレンダー、Instagramメールの管理、予定の調整、保存した投稿の活用
買い物・旅行Stripe、Shopify、Trip.com、Agoda、Klook買い物、旅行の計画と予約
日本のサービス(準備中)メルカリ、マネーフォワード ME、チケットぴあフリマ、家計の管理、チケットの購入

Instagramとつなぐと、たとえば「保存したレシピのリールから買い物リストを作る」といった使い方ができる、と公式発表で紹介されています。

「許可」は3段階

Museのコネクター開発者向けのページを読むと、Museがサービスに対してする操作は、次の3つに分けられています。

操作の種類例許可のしかた
読み取りメールや予定を見る最初に使うときに確認。「今回だけ許可」「常に許可」「拒否」から選べる
書き込み下書きを作る、予定を入れる同じく最初に確認。「常に許可」も選べる
重要な書き込みメールの送信、買い物毎回必ず確認。「今回だけ許可」か「拒否」だけで、「常に許可」にはできない

また、サービスによっては「読み取りだけ」の形でつなぐこともできます。たとえばGmailなら「メールを読むだけ」にして、送信は許可しない、という使い方です。つないだサービスは[設定]の「コネクター」で確認でき、許可の変更や接続の解除はいつでもできます。

出典:Meta公式(日本提供開始)/Muse登場(Meta公式)/Muse Connector guidelines(コネクター開発者向け)

8. 安全の仕組みと、最初にやっておきたい設定

Metaが説明している安全の仕組み

  • 専用のクラウド上のパソコン(Muse Secure VM):利用者ごとに分けられた環境で動き、ほかの人のMuseとは隔離されている
  • 見張り役のAI「Sentinel」:Museとは別に動き、Sentinelが認めない限り、Museはインターネットにアクセスできない
  • パスワードと支払い情報は見えない:預けたログイン情報は別の安全な保管場所に置かれ、Museは中身を見ずに使う
  • 支払いは使い捨てのカード番号:Stripeの「Link」で払うと、実際のカード番号は相手に渡らない
  • 操作の履歴:これまでの操作と、これからやる予定の操作を確認できる
  • 学習と広告:会話をMetaのAIの学習に使わないよう設定できる。会話や専用環境のデータは、Metaの広告の仕組みと共有しない

最初にやっておきたい設定(僕のおすすめ)

  1. 学習に使わせない設定を確認する:会話を学習に使わせたくない人は、最初に設定を見ておく
  2. コネクターは必要なものだけ、できれば「読み取りだけ」で:慣れるまでは送信や購入の許可を出さない
  3. 「常に許可」は慎重に:便利だが、確認なしで動く範囲が広がる
  4. 覚えてほしくないことは「忘れて」と伝える:Museが覚えた内容は、指示すればいつでも消せる
  5. ときどき操作の履歴を見る:知らない操作がないか確認する

出典:Muse登場(Meta公式)/Meta公式(日本提供開始)

9. 使う前に知っておきたい注意点(ネットの安全編)

Museは「代わりに動いてくれる」ぶん、ふつうのチャットAIより気をつけることが増えます。始まったばかりのサービスでもあるので、今の時点で僕が大事だと思う注意点をまとめます。

1. 始まったばかりで、中身が変わりやすい

  • 日本での提供は2026年10月23日に始まったばかり。機能・料金・招待の条件は、これから変わる可能性が高い
  • メルカリなど日本のサービスとの連携は「準備中」の段階。ネットの記事やXの投稿にある情報が、もう古くなっていることもある
  • 大事なことは、Metaの公式発表やアプリの画面で確かめる

2. AIは間違えることがある。最後のボタンは自分の責任

  • 予約の日付、メールの宛先、買う商品と金額は、承認する前に自分の目で確認する
  • Museは大事な操作の前に確認してくれるが、そこで「OK」を押すのは自分。中身を読まずに承認しない
  • 最初は、お金や送信が関わらない「調べもの」や「計画づくり」から試すと安心

3. つなぐサービスは、必要なものだけ

  • たとえばGmailをつなぐと、Museがメールの中身を読めるようになる。便利なぶん、渡す情報も増える
  • 仕事用のメールやカレンダーはつながない。会社の情報を外部のAIに渡すことになり、社内のルールに反するおそれがある
  • 使わなくなったつなぎ先は、設定から外しておく

4. 入れる情報に気をつける

  • 家族や友だちなど、ほかの人の個人情報をむやみに入れない
  • 会話をMetaのAIの学習に使わせたくない人は、設定で学習に使わないようにできる(オプトアウト)。最初に確認しておく

5. 「招待コード」や「トークン」を使った詐欺に注意

  • アプリは公式のApp Store・Google Play、またはmuse.aiから入れる。「招待コード付き」をうたう知らないサイトやDMのリンクから入れない
  • 招待コードの入力に、パスワード・カード番号・認証コードは必要ない。求められたら偽物を疑う
  • 「トークンを安く売ります」「アカウントを譲ります」といった話には乗らない。トラブルのもと
  • Xなどで招待コードを集めて回る投稿や、コードだけを大量に貼る返信は、迷惑行為と受け取られることがある

6. 有料プランは、解約のしかたも確認

  • サブスクリプションは月ごとに自動で更新されるのが一般的。申し込む前に、解約の方法を確認しておく
  • スマホアプリの中で申し込んだ場合、解約はApp StoreやGoogle Playの「サブスクリプション」から行うことが多い

10. 弱点と、向いている用事・向いていない用事

Museは何でも速くこなす魔法の道具ではありません。ブラウザを操作して進めるAIは、人がクリックするより時間がかかることが多く、途中で確認のために止まることもあります。決済やログインの画面で先に進めなくなることもあり得ます(これはAIエージェント全般によくある弱点で、Museでの速さを僕が測ったわけではありません)。

向いている用事向いていない用事
時間はかかるけれど、判断は単純な作業(調べる・比べる・まとめる)自分でやれば数クリックで終わる用事
何日もかけて追いかける用事(値下がりの見張り、目標の進み具合の記録)今すぐ終わらせたい急ぎの用事
下書きまで作ってほしい用事(メールの返信案、予定の候補)大きなお金が動く契約や、取り消せない手続き
自分の情報をもとにした提案(保存した投稿から献立を考える、など)仕事の情報を扱う用事(会社のルールに反するおそれ)

新しく来たアルバイトさんに、初日から家の合鍵と財布を渡す人はいませんよね。Museも同じで、まずは調べものを頼み、信頼できると分かった分だけ任せる範囲を広げるのがいいと思います。

11. コピペで使える頼み方テンプレ

【 】の中を自分に合わせて書き換えて、Museに送ってください。どれも「勝手に送信・購入しない」をルールとして入れています。AIへの頼み方のコツはClaudeにうまく頼むコツ8つにもまとめていて、Museにもそのまま使えます。

テンプレ0:まず「自分の環境で何ができるか」を聞く

提供状況はアカウントや時期で変わるので、最初にMuse本人に聞くのがいちばん確実です。

今の私の環境で、あなたができることとできないことを一覧にしてください。
つなげるサービスごとに「今すぐできる」「追加の連携が必要」「できない」のどれかを付けてください。
推測の部分は「推測」と書いてください。

テンプレ1:自分のことを最初に覚えてもらう

これからの前提として、次のことを覚えてください。
・住んでいる地域:【例:東京都内】
・ふだんの予定:【例:平日は9〜18時が仕事】
・好み:【例:朝の予定は入れたくない、移動は電車中心】
・予算の感覚:【例:外食は1人3,000円まで】

ルール:メールの送信、予約、購入、投稿は、必ず私の承認を取ってから行ってください。

テンプレ2:調べて比べる(つなぐサービスなしでOK)

【調べたいもの:例 2万円以下のワイヤレスイヤホン】を5つ比べて、表にしてください。
比べる点:【価格、重さ、電池の持ち、ノイズキャンセリングの有無】
それぞれ情報のもとになったページも書いてください。購入はしないでください。

テンプレ3:旅行の計画(予約の直前で止める)

【11月の3連休】に【大阪】へ1泊2日で行く計画を立ててください。
条件:【予算は交通費込みで1人3万円まで、ホテルは駅から徒歩10分以内】
ホテルの候補を3つ比べて表にしてください。予約は、私が「これで予約して」と言うまで進めないでください。

テンプレ4:メールの整理(読み取りだけで使う)

Gmailの直近【7】日のメールから、返信が必要そうなものを一覧にしてください。
それぞれ「誰から」「何の件か」「いつまでに」を1行で。返信の下書きは作ってもいいですが、送信はしないでください。

テンプレ5:目標の伴走

【3か月で体重を3kg落とす】という目標の計画を立ててください。
ふだんの生活:【平日は帰宅が20時、週末は時間がある】
毎週【日曜の夜】に進み具合を聞いて、計画を調整してください。無理のない内容でお願いします。

頼むときの3つのコツ

  • 前提を先に伝える:好みや条件を最初に覚えてもらうと、毎回の説明が減る
  • 根拠を出してもらう:「どのページを見たか」を書いてもらうと、それらしい作り話に気づきやすい
  • やらないことを書く:「送信しない」「予約しない」を毎回はっきり書く

12. InstagramやスレッズのSNS運用に使える?

MuseはMetaのAIなので、「InstagramやスレッズのSNS運用がまるごと任せられるのでは?」と期待している人も多いと思います。僕もそう思いました。ただ、公式の情報で確認できる範囲は、まだ限られています。

項目公式で確認できたこと(2026年10月24日)
Instagram(日本)つなげるサービスに入っている。紹介されている使いみちは「保存した投稿の活用」
スレッズ(日本)日本向けの発表には名前がない
投稿の分析・投稿の代行米国の「Muse for Small Business」で、FacebookとInstagramのビジネスアカウントをつなげると発表。「承認なしに公開・送信・支払いはしない」と説明されている。日本での提供は発表されていない

Xやブログでは「Museでスレッズの投稿分析から投稿までできた」という報告も見かけます。ただ、できることは時期・地域・アカウントによって違う可能性があります。試すなら、まずテンプレ0で自分の環境を確認してから、次のように頼んでみてください。

私の【Instagram/スレッズ】のアカウントについて、あなたが今できることを教えてください。
もし投稿の数字が見られるなら、直近【30】日で反応が良かった投稿トップ5と、その共通点を表にしてください。
投稿・返信・DM・フォロー・いいねは、一切しないでください。

SNSで使うときの注意

  • 投稿の公開は必ず自分で確認する:事実の誤り、言い過ぎ、ほかの投稿との重複がないかを見る
  • 同じ形の投稿を機械的にくり返さない:迷惑な投稿と判断されるおそれがある
  • DMの一斉送信や、フォロー・いいねの自動化はしない:相手にも迷惑で、アカウントの制限につながりかねない
  • ほかの人の投稿は「参考」まで:構成をまねても、文章を丸写しはしない

出典:Meta公式(日本提供開始)/Muse for Small Business(Meta公式、2026年9月29日)

13. ほかのAI・AIエージェントとの違い

2026年の秋は、各社が「代わりに動くAI」を一斉に出しています。日本の人が今すぐ使えるかどうかで比べると、Museの立ち位置が分かりやすくなります。

MusedotsClaude Duet
会社MetaOpenAI(ChatGPT)Anthropic(Claude)
発表2026年9月8日2026年9月29日2026年10月21日
対象無料から誰でも(18歳以上)ChatGPT Pro(月16,800円〜)など上位プランClaude Pro・Max(米国で順番待ち)
日本2026年10月23日から使える日本が対象かは未確認未定
得意なこと生活の用事(予約・買い物・メール)、Metaのアプリとの連携仕事の作業を24時間続ける毎朝のまとめ、予定の見張り、資料やアプリ作り

ほかに、xAIも10月に、チームの仕事を任せる「Grok Bot」を出しています(日本での提供や料金の詳細は確認できませんでした)。

こうして並べると、Museの強みは「無料で、日本で、今日から試せる」ことです。一方、文章や資料をじっくり作るなら、このサイトでも使っているClaudeのようなチャットAIのほうが向いています。僕の感覚では、「考える・作る」はClaude、「用事を片づける」はMuseという分け方になりそうです。チャットAI同士の違いはClaude・ChatGPT・Gemini・Copilotの比較記事に、Claudeの料金はClaudeの料金とプランの記事にまとめています。

出典:dots(Impress Watch、2026年9月)の報道/Claude Duet(Anthropic公式、2026年10月21日)

14. よくある質問

Q. 本当に無料で使える?

A. はい。基本機能の多くは無料で、使える量に上限があります。上限を超えて使いたいときだけ有料プランを考えれば大丈夫です。

Q. 日本語で使える?

A. 日本向けに提供が始まり、日本のサービスとの連携も準備されています。ただ、公式発表には対応言語の一覧がなかったので、細かい部分は実際の画面で確かめてください。なお、アバター機能(Muse Realtime Avatar)は英語のみとされています。

Q. 招待コードは後からでも入れられる?

A. 登録から48時間を過ぎると入れられません。登録したらすぐに入れましょう。

Q. 勝手に買い物やメール送信をされない?

A. メールの送信や購入など大事な操作は、毎回必ず確認が入る仕組みです。この確認は「常に許可」にはできません。それでも、確認画面は中身を読んでから「OK」を押しましょう。

Q. 仕事に使ってもいい?

A. 個人向けのサービスなので、会社のメールや資料をつなぐのはおすすめしません。会社のルールで外部のAIへの情報の入力が禁止されていることも多いので、必ず確認してください。

Q. やめたくなったら?

A. つないだサービスは[設定]のコネクターから外せます。有料プランは自動更新なので、使わなくなったら解約を忘れずに。覚えてほしくない内容は「忘れて」と伝えれば消せます。

15. これから来る機能

  • Muse Confidential VM:自分だけが持つ鍵でデータを暗号化し、Metaでさえ中身を見られなくする仕組み(2026年中の予定)
  • 支払いとログインの強化:Shop Pay、1Passwordへの対応
  • 日本では「別途案内」の機能:高度な音声モード、アバター、Muse専用のメールアドレス
  • 日本のサービスとの連携:メルカリ、マネーフォワード ME、チケットぴあ(準備中)
  • AIグラス・専用端末:MetaのAIグラスへの対応と、話しかけるための小型端末「Muse Charm」(米国の発表)

出典:Muse登場(Meta公式)/Connect 2026(Meta公式)/日本で提供開始(Meta公式)

16. 今日から始める1週間ステップ

いつやること
1日目アプリを入れるかmuse.aiを開いて登録。すぐに招待コードを入力。学習の設定を確認する
1日目サービスをつながずに、テンプレ0とテンプレ2(調べて比べる)を試す
2〜3日目テンプレ1で自分の前提を覚えてもらう。旅行や買い物の計画を「予約の直前まで」で頼む
4〜5日目Googleカレンダーなど、サービスを1つだけ「読み取りだけ」でつなぐ
1週間後操作の履歴を見返す。信頼できると思えたら、任せる範囲を少しずつ広げる

まとめ

  • Museは、答えで終わらず「用事を片づける」ところまで進めるMetaのAIエージェント。日本では2026年10月23日に始まった
  • 基本は無料。招待コードを48時間以内に入れれば10億トークン(パワープランの2週間分)がもらえる
  • 強みは「無料で、日本で、今日から試せる」こと。弱点は、ブラウザ操作が人より遅くなりがちなことと、始まったばかりで変わりやすいこと
  • 学習の設定と許可を最初に確認し、つなぐサービスは1つずつ増やす

どんなに便利なAIでも、「何を任せて、どこで自分が止めるか」を決めるのは人間です。まずは調べものから、新しいスタッフに仕事を頼んでみてください。

出典(2026年10月24日確認)